甲状腺は血液中にホルモンを分泌し、体の代謝を正常に保つ大切な役割を持っています。場所はくびの前方、のどぼとけの下にあります。
甲状腺の病気にはたくさんの種類があり、圧倒的に女性に多いのが特徴で、バセドウ病、橋本病、甲状腺腫と大きく3つに分けられます。一般的に知られていないため、なかなか発見しにくい病気でもあります。甲状腺の病気は視触診、超音波検査、血液検査で簡単に診断できます。
悪性の腫瘍に関しては、他のがんと比べ進行が遅く、早期に発見して手術をすれば再発などの心配はいりません。痛みなどの自覚症状がないため、検診で発見されることがほとんどです。
疲れたり、短期間で太るか痩せるかなどの症状がある方は甲状腺の病気を考え、病状が進んでしまうまえに、適切な検査を受け、適切な治療を行うことをお勧めします。
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